休日の設定に悩みを持ちやすい

フリーランスと聞くと、好きなタイミングで場所を問わず仕事をして好きな時に休めるという印象があるだろう。実際フタを開けてみると、土日や祝日でも働いているフリーランスは多い。クライアントの信頼を得るため、不眠不休で働いている場合が少なくないのだ。特に、若くて駆け出しの場合は気力も体力もあるので、仕事を詰めるだけ詰めて実績を上げようと考える。

フリーランスとして働いているエンジニアは、共通の悩みを抱えていることが多い。休まずに働き続け何事も仕事に結びつけて考えるのがベストなのか、それとも定期的に休みを設定した方がいいのか、休日の設定についての悩みだ。会社員ではないため、働き方は自由に設定できる。しかし、休みなく働けば収入も信頼も確保できるというわけではない上に、働き過ぎは心身に不調をきたしてしまう。疲れた状態で仕事に望んでも、クオリティの高さは維持できない。

体調不良で仕事ができないとなると、他に代わりになる人がいないため安定した収入を維持できなくなってしまう。そのため、しっかり休日を作ってリフレッシュするのが理想である。休日は家族や友人との付き合いを優先したり、普段は後手になっていることを率先して対処したりするといい。仕事から離れることで、リフレッシュにつながる。会社員とフリーランスで休日の過ごし方に大きな違いはないが、会社員とは違うフリーランスの休日は必ずしも土曜や日曜、祝日にあてる必要はない。